今日またひとつ、年が増えました。
いつからか、誕生日があまり嬉しくなくなりました。
年を重ねて行く事の大変さ、面白さ、そして哀しさを
少しづつ知るようになりました。
今は、昨年亡くなった友達の分も
頑張って生きて行かなくてはと思っています。
14年前の今日。
朝、玄関のドアを開けたら友達が立っていました。
満面の笑みの友達の手には、なにやら大きな荷物が。
猫のトイレに砂が敷いてあって、
その上に仔猫が一匹、ちょこんと座っていました。
「誕生日おめでとう!」と差し出されて、、
戸惑ってしまった私。
ちょうどひと月前に、14年半飼っていた犬が死に、
あまりの哀しさに、もう二度と動物は飼わないと
心に決めていたのです。
本当に可愛いやつでした。
「どうしよう。。」
でもその仔猫のあまりの可愛さに、
思わず手を伸ばして受け取ってしまいました。
それでもこんな小さな猫に、
コロ(犬の名前)を失った心の隙間が
埋められるはずはない、、。
そう思っていたのに。
埋めるどころか、満杯に満たして、
さらにはこぼれ落ちてしまうほどの楽しさを
私達に与えてくれました。
猫がこんなに可愛くて面白いものだったとは!
自分勝手で、わがままで、寂しがり屋で、甘えん坊で、、
その全てが可愛い。
あっという間の14年。
ちょっと喘息気味で、腎臓の病気も出てきてしまったけれど、
まだまだ元気で走り回っています。
一日でも長く、一緒にいられたらと思っています。
私の今までの誕生日で
最高に嬉しいプレゼントでした。
下の写真は、現在の「みー」です。
かなりの貫禄が出てきてます。^^;