ちょうどひと月前に、久し振りに松本クラフト展に行きました。
一人で電車を乗り換えて、のんびり外の景色を楽しみながら
ゆっくり本を読みながらの旅。
駅からは美味しい空気を楽しみながら歩いて
緑あふれるあがたの森に着きました。
まずは入り口近くの糸のブースへ。
シルク、麻、ウール。
素材も色も太さも様々な色がたくさん。
でも私が織れる糸は限られるので、これくらい。
次に目を奪われたのは、この美しいケーキサーバー。
最後の1本だったらしく、端っこでキラキラ光って見えました。
オブジェのようなお皿も目新しく、ついゲット。
今回一番心惹かれたのはこのグラス。
西山芳浩さんという作家さんの作品で
江戸時代の製法で作られているそうです。
口当たりがちょっとザラっとする感じが
また何とも心地良いグラス。
カラフルな色や透明のグラスもありましたが、
これはオンザロックグラスにしたかったので
落ち着いた淡いベージュのを。
薄く軽く美しいグラスでした。
こちらは益子の陶器市で知り合った鈴木敬子さんの豆皿と
蜂谷隆之さんのお箸、そして伊豆の寄せ木細工の箸置き。
テーブルに並べるとそれぞれが
心地良いハーモニーを生み出してくれます。
そしてそして!
あの広い会場を3周半してようやくたどり着けた
益子の久保田健司さんのブース。
見慣れたいっちんのお皿は跡形もなく売れてしまっていたので
見ていながら見えていなかったようでした。
この春、ドットのお皿をゲットしてから
その使いやすさに魅入られていたので、
迷わず飴秞の同じ大きさのお皿をいただきました。
また次回、別の色、別の模様をいただくのを楽しみに。
それからこちらはその翌々週に訪ねた笠間で出逢えた器たち。
美しいポットは桑原哲夫さんのもの。
繊細なオーバルのお皿は、子育てからようやく復帰された
和田由記子さんの初個展での作品。
そして中にあるのは、笠間の陶芸家酒井敦志之さんの奥様の
「きのみの」さんの蕎麦の実ぼうろ。
これがとにかくしみじみ美味しいお菓子なのです。
酒井さんお薦めの笠間の美味しいお蕎麦屋さん「泰然」で
ゲットした酒井さんの粉引きのマグカップ。
たっぷりとゆっくりといただく珈琲が美味しいです。
少しづつこうして遠出をする気持ちと身体の余裕が
出て来た事に嬉しさを感じつつ、、
やはり「ウツクシイモノ」に囲まれて暮らすのは幸せな事だなぁと
しみじみ感じています。
毎日の暮らしを彩る器達。
大切に大事に育てて行きたいと思います。