Mee's Galleryも、レンタルギャラリーとしてオープンして7年目。
ただ待つだけの場所ではなく、来年からは自分から動いて
企画展を本格的に始動してみようかと、。
そんな事を思っていた矢先、今までいろいろ教えていただいた
近くのギャラリー芙蓉さんで、7月の3週間は
立て続けに益子の人気作家さんの個展が続くので
こちらからお願いしてお手伝いをさせていただきました。
言わば「修行」です。
まずは前半12日から20日は
「長谷川風子さんと山野辺 彩さんの二人展」。
今をときめく若手作家の代表とも言えるお二人の個展は
始まる前から電話がひっきりなしで、
準備にたっぷり二日間をかけ
すべての作品にプライスカードを書き、何度も確認。
当日の購入は一人につき3点づつ、
5人づつ入店し30分で総入れ替えという物々しい様子に。
それでもオープン1時間前にお店に行ったら
すでに数十人の行列が!
なんと一番乗りの方は夜中の1時にいらしたそうです。
ちなみに女性。。
そのパワーに頭が下がります。
山野辺 彩さん作品は、年を重ねる毎に緻密に美しく
他の誰でもない世界を展開しています。
並んでも欲しい!そう思わせてくれる作品ばかりでした。
左の「若葉に小鳥」のシリーズは今回一番目に付いた作品。
早くから並ばれた方は、まずは一番奥のこの作品目がけて走り寄りました。
暑い日だったので、早めに整理券を配り
時間になったら来ていただくという方法で
なんとか乗り切りましたが、
すさまじい1日でした。
特に午前中は、バーゲンセールよろしく
プライスカードを一人で何枚も手にしては
後から値段と作品を見比べながら
戻して行く方式を取る方がたくさん。
それでも当日の持ち帰りは無しにしていただいて
1週間はお二人の作品が眺められるという事にしたら
連日途切れなくゆっくりとご覧になるお客様がたくさん。
売る側からなくなってしまう陶器市とは違って
これだけの数の作品を心ゆくまで楽しむ事が出来て
本当に良かったでした。
こちらは長谷川風子さんの切り絵シリーズ。
素朴ながら独特の世界には思わずほっこりしてしまいました。
それから定番のsketchシリーズ。
何とも言えない優しい世界が広がっています。
マグカップにスープカップ、湯呑みにお皿、、。
下の写真には楽しい作品がたくさん。
きつつきのピッチャーやスパイスアニマル、
魚のお皿に、お花のお皿。。,゜.:。+゜
1日眺めていても飽きないステキな個展でしたが
お迎えする側としてはあたふたと慌てふためき、、
まだまだ修行が足りないと実感しました。