鈴木稔さんに初めてお逢いしたのは
自宅近くにあった「ギャラリー芙蓉」さんでした。
個展をされる度に、こんなにも変わって行く作家さんは
他に知らないので毎回ビックリしました。
後に、震災後の益子復興のお手伝いとなる
「益子陶器市ツイート」を立ち上げて下さったのが稔さんでした。
私の微力な声かけを大きな力に変えて下さいました。
その稔さんにうちのギャラリーで個展をしていただける!
2016年の締めくくりに最高の個展になりました。✨
本当は11月の末から12月の初めの予定でしたが
薪の手配が遅れ、クリスマスの季節になってしまうとの事、
ならば思いきりクリスマスカラーの個展にと。
陶で作るマリア様や母子像、
それから可愛いオーナメントに小皿。♬
今回は「ネットでは3分で売り切れ」の
グラノーラ作家のHaruka's Ovenさんのお菓子とのコラボも実現!
まずは会場をぐるりと見渡してみて下さい。
多分300点くらいにはなる作品は
どこから眺めても壮観で美しく楽しく。
今回は10日間という長い会期だった為、
前半の週末にワークショップも入れていただくという豪華さ。
フリーカップとパスタ皿、、どちらも思った以上に難しく
失敗して落ち込む参加者の目の前で
稔さんがちょっと手を触れると、、
あら不思議!あっという間に滑らかにステキな仕上がりに。💛
陶芸家としての稔さんの力強い腕に
つい見とれてしまいます。
欲しかったものはいろいろありましたが、
今回の個展の記念に私が選んだのは
薪窯の火の勢いで、来年の干支の酉が
アームの下に潜り込んでしまったこのピッチャー。
作ろうとして作った訳ではない偶然の産物。
最後まで残ってくれてありがとう。
愛おしい良い記念になりました。
小皿や小さなマリア様、箸置き、フリーカップ、、
また食器棚が賑やかになりました。
今一番のお気に入りはこの釉薬が美しい湯呑み。
手のひらで包む感じがとても心地良いです。
やって良かったと思っていただけたら良いなぁ。
またいつかここでやっていただけたら良いなぁ。。
嬉しい夢がまたひとつ叶った年末でした。
鈴木 稔さん、本当にありがとうございました。感謝です!
そしてまた今後もどうぞよろしくお願い致します。