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トンボ玉展 2017

 2017年9月

 

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4年振りに「とんぼ玉展」が開催されました。
前回は「まるで博物館のようでした!」と、いらして下さったお客様からの感想通り、古い大きなガラスケースを覗き込み、初めて見る古今東西、新旧取り混ぜての「とんぼ玉」に興味深々ながら、手に取って眺めて下さる方は少なかったように思います。

今回はほとんどはガラスケースから出して直接手に取って眺めたり、身に着けたり出来るよう、コレクター兼作家さんがいろいろ工夫して下さいました。

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個展の10日前から様々なとんぼ玉の説明を、毎日朝夕にTwitterとFBでご紹介していましたが、写真を撮る手が思わず止まってしまうほど美しく繊細で、そして永い時を経て今ここにある不思議を想いました。

かなり貴重なネックレスも、取り出しやすいガラスケースに並べてる玉を、食い入るように眺めるお客様もたくさんいらっしゃいました。
古くは2000年もの昔から、若くても百年以上前のものです。

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貴重な玉も一粒ならと、革紐や鎖に通して身に着けやすい形にして下さいました。
同じひと粒でも、簪(かんざし)になれば、また別の趣き。

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そして「ピンブローチ」にすればさらにカジュアルな雰囲気で使えますね。

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ひと言でいえば「金太郎飴」製法で作られた、カラフルで楽しいとんぼ玉は、カレンシルバーやバリシルバーとともに革紐に通されて、楽しいアクセサリーになりました。

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同じ「ミルフィオーリ」も革紐の使い方で全然違う表情になるのが楽しく。♬

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今回特に目を引いたのは、ターコイズ(トルコ石)のブルーの美しさ。
それをミルフィオーリやカンネ、シルバーでアクセントをつけて上品なネックレスも作って下さいました。大きなビーズの間にあるのはターコイズとラピスラズリの極小ビーズ!
なんて繊細な仕事でしょう。

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ターコイズは採れる産地や年代で色が全然違う素敵さ、面白さ。

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可愛いイヤリングやピアスも並びました。

前回と同じく、「SALE」品コーナーもたくさん作って下さり、お客様はお茶を飲みながら、楽しく選んでいらっしゃいました。
出来上がっているアクセサリーとは別の「パーツ」としてのビーズを見ると、何か作りたくなる!という感じが見ていて楽しかったです。

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素敵な作品をたくさん作って見せて下さった今回の個展、展示から個展の最中も、そしてお客様も作家さんもいない時間も、ずっと眺めていて飽きない展覧会でした。
また次の個展を心待ちにしております。
本当にありがとうございました。

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